WEB デザイナーになる為に役立つ資格はどういうものがあるのでしょうか?ここではWEBデザインに関するおすすめの資格を解説していきます。これからWEBデザインの勉強を始める方はぜひ参考にしてください。
こんにちは、WEB ACADEMY編集部の「うーたん」です。「WEB ACADEMY」は、体験した人が教える!をテーマにWEBデザインに関する情報を紹介するウェブメディアです。今回は、「WEBデザイナーにおすすめの資格」について解説していきます。
1.HTML5認定プロフェッショナル
HTML5認定プロフェッショナルは、HTML5に関する知識やスキルを証明するための資格です。この資格は、W3Cが提供するオンラインテストを受験することで取得することができます。HTML5は、ウェブ開発において重要な役割を果たしている言語であり、モバイル端末などのデバイスにも対応しています。HTML5認定プロフェッショナル資格を取得することで、WEBデザイナーとして、最新の技術を熟知し、現代のWEBサイトの開発に必要なスキルを証明することができます。
この資格の受験には、HTML5に関する基本的な知識だけでなく、ブラウザーの互換性や最新の開発手法についても知識が必要となります。また、実際のウェブサイトの開発においても、HTML5を使ったコーディングやプログラミングに関するスキルが必要となります。
HTML5認定プロフェッショナル資格は、WEBデザイナーとしてのスキルアップや転職活動でのアピールポイントとしても有効です。資格取得者は、HTML5の知識やスキルを活かし、高度なWEBサイトの開発に取り組むことができます。
2.Google Analytics認定プロフェッショナル
Google Analytics認定プロフェッショナルは、Googleが提供するオンラインテストに合格することで取得できる資格です。この資格は、Google Analyticsの使い方や分析方法を理解することを証明し、WEB解析に関するスキルを証明するための資格です。
Google Analyticsは、WEB解析において最も一般的に使用されているツールの一つであり、ウェブサイトのトラフィックやコンバージョン率などを分析することができます。Google Analytics認定プロフェッショナル資格を取得することで、WEBデザイナーやマーケターとして、このツールを使った正確なデータ分析ができるというスキルを証明することができます。
この資格の受験には、Google Analyticsに関する基本的な知識だけでなく、データの解釈や分析方法に関する知識が必要となります。また、実際のウェブサイトの運用においても、Google Analyticsを使ったデータの解析や改善提案が必要となります。
3.Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、日本の情報処理技術者協会(JITPA)が主催するWeb制作に関する能力評価試験です。この試験は、Web制作に必要な技術や知識を持つ人材を認定することを目的としています。具体的には、Webデザイン、HTML/CSSコーディング、JavaScriptプログラミング、サーバーサイド技術、データベース、Webセキュリティなどの分野について試験を行います。
試験は、基本的な知識から応用的な知識まで幅広い範囲をカバーしており、レベルに応じて3つの資格が用意されています。初級の「Webクリエイター能力認定試験エキスパート」、中級の「Webクリエイター能力認定試験マスター」、上級の「Webクリエイター能力認定試験グランドマスター」です。
合格者には、JITPAから資格認定書が授与され、Web制作業務でのスキルアップや就職・転職の際に有利なポイントとなります。また、試験は一定の期間ごとに実施されており、Web制作業界において最新の技術やトレンドについて常に更新された内容で実施されます。試験の受験資格や詳細については、JITPAの公式サイトを参照してください。
4.ウェブ解析士認定試験
ウェブ解析士協会のウェブ解析士認定試験は、WEBサイトの分析に関する知識やスキルを評価する試験です。試験は基本的なWEB解析の知識から始まり、Google AnalyticsやAdobe Analyticsなどのツールの使い方、データ収集やレポート作成、データ解釈などを含む内容が出題されます。ウェブ解析士認定試験には、ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターの3つのレベルがあり、それぞれのレベルに合わせた内容が出題されます。また、試験は年に数回実施されており、試験会場での受験やオンラインでの受験が可能です。
ウェブ解析士レベルでは、WEB解析の基本的な知識やGoogle Analyticsの使い方などが問われます。上級ウェブ解析士レベルでは、データ分析やレポーティングのスキルが必要とされ、Google Tag ManagerやAdobe Analyticsなどの高度なツールの知識が問われます。ウェブ解析士マスターでは、戦略立案や施策提案のスキルが評価され、WEBマーケティングに関する幅広い知識が求められます。
ウェブ解析士協会のウェブ解析士認定試験は、ウェブ解析に興味がある方や、ウェブデザイナー、ウェブ解析の専門家としてのスキルアップを目指す方にとって、有用な資格試験の一つです。
5.ウェブデザイン技能検定
特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が実施するウェブデザイン技能検定は、日本国内で行われているウェブデザインの資格試験の1つです。この資格試験は、ウェブデザインのスキルを客観的に測定し、資格取得者に業界での評価を与えることを目的としています。Webデザインに関する資格の中で、唯一の国家資格となります。
この資格試験は、3級~1級の3つのレベルがあり、それぞれに合格することで資格を取得することができます。この資格試験のメリットは、インターネットスキル認定普及協会が実施する資格試験であるため、広く認知されており、業界での評価が高まることが期待できる点です。また、資格取得者は、ウェブデザインのスキルが高いことを証明でき、就職や転職などの場面で有利になる可能性があります。さらに、この資格試験は、自己学習の指針としても活用でき、ウェブデザインに必要な知識・スキルを体系的に習得することができます。
ただし、この資格試験は、受験料や試験日程などの情報を事前に収集し、受験に必要な費用や時間を確保する必要があります。また、海外での評価は限定的であるため、海外での就職やビジネス展開には直接的な効果は期待できません。
まとめ
いかがでしたか?
Webデザインの分野は常に進化しており、最新の技術やトレンドについて常に学習する必要があります。資格や認定試験を取得することで、自分自身が業界標準に準拠していることを示すことができますので是非トライしてみてください。