Web デザイナーって実際にどんな業務を行っているのでしょうか？ここではWEBデザイナーの仕事内容について解説していきます。WEBデザイナーを目指している人はぜひ参考にしてください。
こんにちは、WEB ACADEMY編集部の「うーたん」です。「WEB ACADEMY」は、体験した人が教える！をテーマにWEBデザインに関する情報を紹介するウェブメディアです。今回は、「WEBデザイナーの仕事内容」について解説していきます。
グラフィックデザイン
グラフィックデザインとは、ビジュアルメディアを使用して情報やアイデアを伝えるためのプロセスです。グラフィックデザイナーは、ロゴ、パッケージ、広告、本、雑誌、ポスター、Webサイトなど、さまざまな媒体でのデザインを手がけます。
グラフィックデザインには、デザインのコンセプトの策定、イメージの選択、色彩の選定、フォントの選択、レイアウトの作成、写真やイラストの選定、デザインのテストと修正、制作と納品などの作業が含まれます。
グラフィックデザイナーは、クライアントのニーズに合わせて、デザインのコンセプトを開発し、そのコンセプトに基づいてレイアウトや色彩、フォントなどのデザイン要素を選択します。また、グラフィックデザインはコミュニケーションの一つであるため、コミュニケーションの目的や対象読者層を理解して、そのニーズに応じたデザインを行います。
グラフィックデザインは、印刷物だけでなく、Webサイトやアプリケーションなどのデジタルメディアにも関わるため、コンピューターやグラフィックソフトウェアの使用にも熟練している必要があります。また、グラフィックデザイナーは、独創性、創造性、想像力、細心の注意、コミュニケーションスキルなど、様々な能力を持つ必要があります。
総合的に見て、グラフィックデザインは、情報を効果的に伝えるためにデザイン要素を調和させることが重要であり、視覚的に魅力的で読者に伝わりやすいデザインを作るための技術とアイデアを持つデザイナーの役割が不可欠です。
ウェブサイトの設計
ウェブサイトの設計には、レイアウト、カラースキーム、フォント、画像やアイコン、ナビゲーション、そしてユーザーエクスペリエンス（UX）が含まれます。Webデザイナーは、これらの要素を調和させ、ウェブサイトの目的やターゲットユーザーに合わせた設計を行います。
ウェブサイトの設計は、視覚的な魅力だけでなく、ユーザーの利便性や快適性を考慮することが求められます。Webデザイナーは、ウェブサイト上のコンテンツを分かりやすく、目的に合わせて配置することが重要であり、適切なカラースキーム、フォント、画像やアイコン、ナビゲーションを設計することが必要です。また、ユーザーがウェブサイト上で簡単にナビゲーションできるように、適切なナビゲーションを設計することも重要です。 最後に、Webデザイナーは、ウェブサイト上でのユーザーの行動や感情を考慮し、ウェブサイトの設計を最適化することが求められます。ウェブサイトの設計には、視覚的な魅力とユーザーの利便性や快適性が両立することが重要であり、Webデザイナーはこれらを調和させた設計を行います。
コンテンツ管理
ウェブデザイナーは、ウェブサイトの設計とともに、コンテンツ管理も担当することがあります。コンテンツ管理とは、ウェブサイト上で公開される情報やコンテンツの作成、編集、更新、削除などを行う作業です。コンテンツ管理の目的は、ウェブサイトの内容を最新かつ正確に保ち、ウェブサイトの利便性やSEO対策を向上させることです。
ウェブデザイナーがコンテンツ管理を行う場合、まずはコンテンツの作成や編集を行います。この際、コンテンツの作成にあたっては、SEO対策やウェブサイトのテーマに沿ったキーワードを考慮しながら、適切な文章を作成する必要があります。また、文章の校正や修正、画像の編集や加工なども行うことがあります。
その後、ウェブサイト上でのコンテンツの公開、更新、削除なども行います。公開する際には、ウェブサイト上での表示形式やレイアウト、掲載するカテゴリーやタグなども検討し、設定を行います。また、定期的な更新を行い、コンテンツを最新化し、読者にとって有益な情報を提供することが大切です。
さらに、ウェブデザイナーは、ウェブサイトのアクセス解析やSEO対策なども行います。アクセス解析によって、ユーザーがどのようにウェブサイトを利用しているかを把握し、より良いコンテンツを提供することができます。また、SEO対策によって、ウェブサイトの検索エンジンでの表示順位を上げることができ、ウェブサイトのアクセス数を増やすことができます。
総合的に見て、ウェブデザイナーがコンテンツ管理を行うことで、ウェブサイトの利便性やSEO対策を向上させ、読者に有益な情報を提供することができます。ウェブデザイナーは、デザインだけでなく、コンテンツ管理にも熟練したスキルを持ち、ウェブサイトの魅力を最大限に引き出すために活躍しています。
プロトタイプの作成
ウェブデザイナーは、ウェブサイトの設計を行う上で、プロトタイプの作成も担当することがあります。プロトタイプとは、実際のウェブサイトに近い形で作成された模型のことで、ウェブサイトの見た目や機能、レイアウトなどを試験的にデザインし、検討することができます。
プロトタイプの作成には、ウェブデザイナーが使用するデザインツールやプロトタイピングツールがあります。代表的なデザインツールには、Adobe PhotoshopやIllustrator、Sketchなどがあり、プロトタイピングツールには、FigmaやAdobe XD、InVisionなどがあります。
ウェブデザイナーが行うプロトタイプの作成には、デザインの方向性を決めるために必要なステップが含まれています。ウェブサイトの目的やコンテンツに合わせたデザインを考え、ワイヤーフレームやスケッチを作成し、それをもとにデザインを作り出します。このプロセスは、デザインのイメージを具体化する上で非常に重要であり、デザインのクオリティを高めるために欠かせません。
プロトタイプを作成することで、ウェブデザイナーはクライアントの要望を理解し、その要望に沿ったウェブサイトをデザインすることができます。また、プロトタイプをクライアントに提出し、フィードバックを受けることで、ウェブサイトの改善点を把握してデザインを修正することもできます。このように、ウェブデザイナーは、プロトタイプの作成を通じて、ユーザビリティの高いウェブサイトを作り出すための基盤を構築することができます。
HTML/CSSコーディング
ウェブデザイナーは、デザインしたウェブサイトを実際に動くサイトにするために、HTML/CSSコーディングを行います。HTMLはウェブサイトの構造を定義するためのマークアップ言語であり、CSSはウェブサイトのスタイルを定義するためのスタイルシート言語です。
HTML/CSSコーディングには、デザインしたウェブサイトを正確に再現するために、ウェブデザイナーが設計した画像や要素を実装することが含まれます。ウェブデザイナーは、HTML/CSSコーディングを通じて、ウェブサイトのレイアウト、色、フォント、画像などを調整し、ウェブサイトが美しく見えるようにします。また、ウェブサイトのコーディングには、ウェブサイトのアクセシビリティやユーザビリティを考慮する必要があります。これには、視覚障害のあるユーザーがウェブサイトを利用できるようにするための適切なタグや属性の使用などが含まれます。
ウェブデザイナーは、HTML/CSSコーディングによって、デザインを実際のウェブページに反映させることができます。コーディングには時間と手間がかかる場合がありますが、正確なコーディングは、ウェブサイトのパフォーマンスやSEOにも影響を与えるため、ウェブデザインに欠かせないスキルです。
まとめ
いかがでしたか？
以上が一般的なWebデザイナーの仕事内容でした。Webデザイナークライアントとの打ち合わせを通じてニーズや要望を汲み取ることはもちろん、デザインだけでなく、使いやすさやアクセシビリティなども考慮しながら、ユーザーにとって最適なデザインを追求することも必要なのですね。是非参考にしてみてください。
